IT重説の浸透で激変する不動産業界の働き方

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IT重説の解禁で加速する不動産業界の進化

不動産業界もようやくITが広がり始めています。追い風になっているのは、IT重説の解禁です。対面のみだった重説がITを活用して遠隔でも可能になったことで、状況が大きく変わりました。

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遠隔での重説が可能になることで、顧客は無駄な来店をする必要がなくなります。地方から東京の物件を探す顧客がそのためにわざわざ上京するとなると時間もコストもばかになりません。IT重説なら、PCを介し、家にいながら重説を受けられるので、負担は事実上ゼロです。

物件の内見も、スカイプなどで顧客が現場にいる不動産会社のスタッフとやり取りすることで、実際の映像を通じて行えます。こうしたIT重説の浸透は、不動産会社、顧客の双方にとって大きなメリットがあります。

不動産業者にとっては、日程調整が格段にしやすくなります。来店という物理的に大きな負担を強いるプロセスがなくなるわけですから、当然です。宅建士を一か所で対応させることが可能になるので、店舗間の移動コストの削減にもつながります。PCを介することで、やり取りの記録も簡便になります。

顧客にっては、移動の負担がなくなることがなによりも大きなメリットですが、そうなると高齢者など、移動がしづらい層にも恩恵があります。また、物理的障害がなくなることで、より視野を広げての物件探しも可能になるでしょう。

もちろん、課題もあります。そもそも、まだ十分にIT重説の存在が知られていない事が一番。不動産業者にとっては、手軽になり過ぎることで、顧客からの要望が増え、要らぬ負担を強いられる可能性もあるかもしれません。

対応サービスも拡充し、普及後押し

それでも、浸透することで進化することを考えれば大きな問題ではないといえるでしょう。 いえらぶGROUP(東京都新宿区)は2018年7月19日、不動産業に特化した業務支援CLOUDサービス「いえらぶCLOUD」内に、オンラインでの内見とIT重説に対応した「WEB接客機能」を追加しました。こうしたサービスが投入されていくことで、IT重説の普及は加速していくでしょう。

IT化は、一度始まれば、業界に変革につながる展開が期待できます。IT重説を発火点に、顧客情報と不動産情報のデータが蓄積されていけば、最適な不動産選びのビッグデータへとつながっていきます。そうなれば不動産業界の効率化は加速し、物件の流動性も高まっていくでしょう。

動き始めた潮流は、だれにも止めることはできません。そうなれば、いかにこのトレンドに乗り、その恩恵を享受するかが、賢い選択肢ということになります。まだほんの序盤という段階ですが、取り組みならいち早くすることがベストなのはいうまでもありません。

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