新年早々、一都三県に緊急事態宣言が発令され、その後、7都府県も追加。2021年の日本はなんとも幸先の悪いスタートで、先行きは依然不透明なままです。

住まいを変えるとともにマインドセットも変える
そうした中、住まいに関する状況に変化の兆しがあります。その主な要因は、企業におけるテレワークの浸透、オンライン授業の普及、そして首都圏の中古マンション価格の上昇などです。
在宅勤務がスタンダードになれば、通勤が不要になる。そうなれば、住む場所の選択肢が広がる。オンライン授業OKになれば、やはり住む場所にこだわる必要はなくなる。そこへきて中古マンションの需要が高まり、売り時となっている。
バブル前後にマンションを購入した人にとって、コロナ禍のいまは状況が大きく変わっています。いい場所に住むことが大人にも子供にもよいーー。そうした価値観はもはや、過去のものといってもいい状況です。

自分たちにとって生活しやすい気候や自然環境などを最優先に都心から離れた地で暮らしても、これまでそれほど不自由のない時代なのです。無理をして購入したマンションも幸い、いまはそれなりの価格で売れる状況です。
一方で、地方に目をやれば、格安の土地や空き家が大量に流通しています。家にいる時間が長くなった2020年、「このままでいいのだろうか」と多くの人が考えたと思います。コロナ終息の道筋は見えないものの、生活コストを踏まえた収支を計算し、無理のない範囲で思い切った住み替えを検討するタイミングとして2021年はちょうどいいのかもしれません。
もちろん、それをするにもコスト面で厳しければ現状維持もやむなしでしょう。しかし、現状を維持してもこれからは賃金が目減りしていくことは確実ですから、なんらかの支出削減は検討せざるを得ないでしょう。
ポストコロナの時代を心地よく歩むために何より重要なのは、周囲に合わせるのでなく、自分たちがどうしたいか。そうした考えにシフトすることが、金銭的な裕福さはともかく、よりハッピーになるために必要となるでしょう。
次回は、その辺りをそれぞれのスタイル別に詳しく解説していきます。
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