
新型コロナウイルスの発生から8ヶ月が経過した。いまだ終息の道筋は見えない。東京都のぶり返しぶりをみると、やはり三密の徹底が拡散防止に有効であることは確かのようだ。
テレワーク、ソーシャルディスタンス、大声で話さない…。ニューノーマルといわれる生活様式は言葉通り、これまでの生活スタイルが染み込んでいる身には違和感ありありだが、いまは転換のターニングポイントにあるのだろう。
「不要不急」。外出自粛が言われるようになり、この言葉について噛みしめることが多くなった。これは本当にいま必要なのだろうか…。突き詰めればたいていのことは「不要」だったりする。
アフターコロナがいつになるかは分からない。それでも今からその準備をしておくことは肝要だ。暮らし方でいえば、断捨離はやはりキーワードとなろう。その具現化として、地方移住とタイニーハウスがキーワードとなろう。
都心一極集中に意味がないことはテレワークで証明された。身の丈に合わないマイホームも快適さ以上に重荷になることが、コロナ不況で浮き彫りになった。その先にあるのは、土地の安い地方で、建築費の安いタイニーハウスに居住することだ。
これを実現にするには、不要不急の逆を突き詰める必要がある。“必要緊急”なものはなにかということだ。大きな家具、ほとんど着ない洋服、あまり使わない家電、物置になっている運動器具…。捨てるものは山ほどあるだろう。

毎月払うのに精いっぱいのローン、太るのが嫌なのにおいしものに妥協しない食費、何となく見るテレビ番組…。不要不急を考えると、普段いかに無駄なものに囲まれているかが鮮明になる。
身軽に、そして気軽な暮らしをしていれば、大きな災害や災厄が発生しても不安は小さくて済む。コロナがこれまでの生活や暮らしについて気づきを与えてくれたと考えれば、アフターコロナの答えはその反対側にある。
